DY-19テプカミニ
リール部品の脱落防止に
概要
フィーダーの取り付け/取り外し工数の削減とリール部品の脱落ロスの低減を実現!!
使いかけリール部品のフィーダーへの取り付け/取り外し時に、カバーテープの剥離部分から部品が脱落してしまった経験はありませんか?
カバーテープをセロテープで固定するという方法は、リール部品を保管するという点では確かに有効な方法ですが、実際のリール部品交換時にはかえって作業を複雑にしてしまい、また部品の脱落防止にはほとんど効果がありません。
リール部品交換時のキャリアテープの保持の不安定さを解消し、カバーテープの仮固定や仮固定の解除が簡単にできるのがこの『テプカミニ』です。
特徴
リール部品にテプカミニを装着すれば、テプカミニを装着したままで従来通りの自動実装が可能です。
仕様
表面処理 | 表面誘導性ポリマー加工 |
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表面抵抗率 | 1×10の8乗Ω以下 |
対応テープ表(エンボステープ用)
型番 | テープ幅 |
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DY-19-8 | 8mm |
DY-19-12 | 12mm |
DY-19-16 | 16mm |
DY-19-24 | 24mm |
ご使用方法
フィーダーへの取り付け時
- リール部分のキャリアテープの先端部分でカバーテープを裏側に折り返し、テプカミニを挿入します。
* キャリアテープのスプロケット穴側にテプカミニの折り返し幅の広い方がくるようにします。
* 挿入方法はリール部品が未使用の場合でも使いかけの場合でも同様です。 - キャリアテープの部品先頭部分、またはカバーテープが剥がれている部分まで、挿入したテプカミニをスライドさせます。
- 次にキャリアテープをフィーダーへ装填します。キャリアテープをスプロケットにセットし、キャリアテープがフィーダーに固定されたらテプカミニをテープ押え金具から後方(リール側)にスライドさせます。その後、その他セッティング作業を行います。
フィーダーからの取り外し時
- まずカバーテープ巻取り機構からカバーテープを戻し、テープ押え金具を持ち上げてその下にテプカミニをスライドさせます(剥離したカバーテープはテプカミニにより仮固定されます)。その後、その他取り外し作業を行います。
- テプカミニを取り外した後のリール処理は通常通りです。テプカミニを付けた状態でキャリアテープを巻き付け、先端を固定します。
価格表
販売:100個/袋 単位
8,12,16,24mm幅(エンボステープ専用) | ¥7,200 |
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Q&A
テプカミニ:DY-19に関する質問
- どのように使用するのかまた、使用目的は何かを教えてください。
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使いかけのリールをフィーダーから取り外す時に、すでにトップカバーテープの剥離した部分 から部品が脱落する場合があります。この脱落を防止するために“テプカミニ”を リール部品使用時に取り付けておけば、テプカミニをスライドするだけで簡単にカバーテープを 保持し部品の脱落を防止できます。
フィーダー取り付け、取り外しが簡単になり、部品のロスを低減します。
- リールにテプカミニを取り付けたままで実装はできますか?
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テプカミニはトップカバーテープに抑えられていますので、部品実装に支障をきたしません。